岩手は広大な土地もあってかそれぞれの地域で牧場が存在しています。
有名どころでは葛巻町、遠野市、雫石町……特に雫石町にある『小岩井農場』は国内でも最大規模を誇ります。
そんな中、意外なことに沿岸部にも有名な酪農地帯があります。
その場所は『洋野町』……町の大半が高原と海の岩手沿岸最北の地です。
今回はそんな町で生まれたヨーグルトをご紹介します。
星空のまきばで育まれたヨーグルト
洋野町にある『おおのキャンパス』……ここは物作りの工房や自然にちなんだ動物とのふれあい、宿泊など多種多様の施設を有しています。
キャンパスの端には天体観測もできる広大な牧場が広がっており、多くの牛や馬が放牧され、その牧場の中にある『ミルク工房』では搾りたての新鮮な牛乳から多くの乳製品が生み出されています。
そんな数ある乳製品の中でも特に有名なのが『ヨーグルト』
美味しさもさることながら、出しやすい変わったパッケージも相まって人気の商品です。
レポート
見た目
それではさっそく見ていきましょう!
今回購入したヨーグルトは『プレーン』……もちろん加糖のものもありましたが、やはり純粋なヨーグルトを味わうにはプレーンが一番です。
ほとんど流通しているヨーグルトは箱型のもので、中の蓋を剥がすとすぐに食べきらないといけないことがしばしば……。
さらには場所も取るし、スプーンですくうには汚れが気になる、という消費者にとっては手間が掛かる代物ですが、こちらのヨーグルトは入れ物がパウチのようになっており、まるでゼリー飲料のような形状のため、出すのも楽で汚れがつきにくい!
加えて、少なくなったら折りたたむこともできるので場所も取られにくいという消費者に優しい設計となっています。
今までヨーグルトは何種類か購入したことはありますが、この『ゆめヨーグルト』ほど使いやすいヨーグルトはないですね。
匂い
生乳使用のヨーグルトのため、ミルクの良い香りが漂います。
ただ、俗にいわれる『牛乳臭い』というような強すぎる匂いではなく、結構顔を近づけることでほんのり香るという感じです。
出してみると若干サラサラとした感じです。
普通のヨーグルトでは「ボトッ」という感じなのですが、こちらはゆるやかに流れ出るような柔らかさがあります。
この柔らかさゆえにこのような入れ物でも可能なのでしょう。
味
それでは実際に食べてみましょう。
すくってみるとやはり柔らかさが際立ちます。
例えるならヨーグルトとのむヨーグルトの中間くらいでしょうか。でも柔らかさ過ぎず、固すぎず……もちもちとした感じがあります。
そして、味のほうはというと……とても濃厚!
牛乳にわずかな酸味を加えたような味わいですが、やはり市販のヨーグルトと比べると酸味は少なく優しい味わいです。
これが長時間の低温殺菌製法による賜物でしょうか?
ただ、味は濃厚ですが口に残る牛乳特有のいやらしさはありません。
搾りたての牛乳をそのまま飲むような感覚に近いですかね……加工されていないそのままの牛乳はクセがあまりないのですが、それに近い状態……ざっくり述べるなら美味しいです!
用途&感想
やはり素材を味わうなら『プレーン』で食べるのがオススメです。
同じ商品で『加糖』のものもあり、食べやすさではこちらに軍配があがりますが、プレーンの強みはなんといってもそのアレンジのしやすさ!
市販のヨーグルトソースやフルーツを添えても良いですし、スムージーにするのもなんでもありです。
個人的にはプレーンのヨーグルトにはちみつを加えて食べるととてもまろやかになります。
また『シールド乳酸菌 M-1』も配合されているため、腸活や免疫強化対策にも便利です。
商品アフィリ
今回紹介した『おおのミルク村 ゆめプレーンヨーグルト』は岩手県内の各スーパーや道の駅、産直などで購入が可能です。
また、店舗ホームページや各通販サイトでも購入することができます。
こちらは今回私が食べた『プレーン』のヨーグルト(青色が目印)
こちらは『加糖』のヨーグルト(赤色が目印)
おわりに
食べやすく美味しい洋野町のヨーグルトは岩手県内でもトップレベルに美味しいとされています。
しかも体に良いのでこれからの風邪が流行る時期でも重宝されることでしょう。
色々な要因で「ヨーグルトが苦手」「手を付けにくい」という人達もこちらのヨーグルトから乳活デビューをしてみてはいかがでしょうか。
売り切れる前の今がとってもお得ですよ。