備忘録

〖備忘録 第68譚〗成人の日

 おばんです、シードルです。

 本日、1/13は成人の日ということで各地で振袖姿やスーツ姿の新成人が成人式に参加されていましたね。

 成人された皆様、おめでとうございます!

 これで正式な大人の仲間入り……大変なこともあると思いますが、楽しいこともたくさんあるのでより人生をエンジョイしていきましょう!

 ところで、この成人の日……元々は1/15であることをご存じの方はいらっしゃるでしょうか?

 正確には1948年の『祝日法』の交付により制定され、1999年までは1/15だったそうですが、ハッピーマンデー制度(国民の祝日を特定週の月曜日に移動させる法改正)により2000年から1月の第二週の月曜日…………つまり8日から14日までの月曜日に行われるようになりました。

 なんだか祝日が月曜日に集中しているように感じるのはこの制度によるものだったのですね。

 現在は2022年に成人対象が18歳以上となりましたが、受験や就職、進学などでバタバタし、参加が難しいことから『20歳の集まり』として開催する自治体がほとんどとのこと。

 なら、以前通りで良いじゃないかと思いますが…。

 ちなみになぜ1/15が成人の日とされたかというと、本来はこの日が小正月であり、昔の成人式である『元服の儀』が行われていたからだそうです。

 そう言われるとしっくりきますが、この日は他にもどんど焼きだったり、みずき団子を飾ったりとまだまだ何かと忙しい時期…………正直、12月よりよっぽど師走という言葉が似合う気がします。

 余談ですが、この成人式…………地方によってはこの時期ではなく、夏時期に行われるところもあるそうです。

 岩手を例に挙げると八幡平市の一部地域西和賀町住田町田野畑村軽米町一戸町軽米町などはニュースで取り上げられたりもしています。

 なぜ、夏に成人式を行うのか…………それは雪の影響を避けるためです。

 例にあげた岩手の他にも北海道、東北、北陸、山陰地方といった豪雪地帯は真冬になると移動が困難で、そのうえ振袖姿となればなおさら足元が悪くなるのでそれを考慮して、夏季の長期休暇やお盆の帰省を利用して成人式を行うのだそうです。

 近年の酷暑もあり、暑い時期に振袖姿は厳しい気もしますが冬よりはマシということでしょう。

 夏に成人式に参加される方は熱中症にお気をつけください。

 そうして、毎年成人式になると発生する問題が『振袖レンタル』のトラブル。

 過去には大々的な事件もありましたが、毎年どこかかしら必ず起きますね。

 クリスマスのケーキや、お正月のおせちといい…………冬の行事はトラブルが多いです。

 生涯で一度きり…………一世一代の晴れ舞台の当日でこんなトラブルが起きたなら真っ青です。

 レンタル業者は毎年起こっている問題なので、少し多めに振袖を用意するとか……そろそろ対策をとってほしいものですね。

 私の頃の成人式は中学時代の地元の友人と再会して、初めての居酒屋で飲酒(中にはもう既に飲んでいた人もいましたが……)、その後は明け方までカラオケで騒いで過ごしました。

 今の若い方々はお酒もキャバクラもあまり嗜わず、個人の時間を大事にする傾向があり直帰することもしばしばですが、そういった内々での会はするのでしょうか?

 普段はあまりそういう誘いには乗らないという方も、今回ばかりは参加してみても良いかもしれません。

 成人式は大人になると同時に最後に童心で過ごせる貴重な機会なのですから……。

 

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