おばんです、シードルです。
盛岡で長年愛されてきたお菓子屋さん『花月堂』が今年の12月15日を持って、市内にある全3店閉店することになりました。
このニュースを見た時……
「えっ? なんで……」
と、驚きのあまり言葉を失い、強いショックを受けました。
マスカットサイダーの生産中止が発表された時以来の衝撃です。
どうやら赤字が続く店舗販売を取りやめ、お土産商品や個人向け通販に注力していく、とのことで完全に商品が消えるわけではないらしいですが……。
あの店ならではの雰囲気や店舗ならではの買い立てが無くなると思うと、やはりショックは隠せません。
CMや名物のロールケーキが楽天の通販で人気だったので、まさか閉店するとは思いもよりませんでした。
残るはタルトタタンや砂田屋、などですが……有名洋菓子店がまた一つ消えるとなると、クリスマスや誕生日ケーキはそちらに集中しそうです。
人によっては「通販のほうが安いし、楽だしいいじゃん!」と思うかもしれませんが、子供にとっては物や値段よりもお店で買う雰囲気や空気感といった思い出が重要だと思っています。
その小さかった頃の楽しい思い出があったからこそ、今でも店舗で購入する人達がいるのですから……。
お金は大事ですが、誕生日やクリスマスの風物詩がまた減ったとなるとなんだか悲しくなりますね。
クリスマスというと私の子供の頃はサンタさんがいるか、いないかという議論が繰り広げられ、アニメや漫画でもしばしば使われていました。
私はというと小学校高学年辺りまでわりと信じていましたが、六年生の頃に押し入れの中に隠してあったプレゼントを見つけてしまい、その正体を悟りました……(-_-)
この部分……他の人はどの年齢までもらっていたか、すごく気になりますが聞くにはなかなか勇気がいりますよね。
少し話が逸れてしまいましたが、時代が変わるごとに物や人、味もどんどん変わっていきます。
長くやっているから続くだろう……とは思わず、地域に残っている温かな味を楽しみつつ、守っていきたいものですね。