おばんです、シードルです。
本日は久しぶりに北上市へドライブも兼ねてぶらり旅。
ただ、天気は晴れたり降ったりと忙しなかったため、2カ所だけ行ってきました。
まず始めに訪れたのは桜で有名な展勝地。
花どころか葉もすっかり散った桜並木……けれど、視界はとても広く感じます。
草花が茂っている時はほとんど空が見えませんから、これはこれで新鮮です。
ちなみに、春の展勝地は別記事で紹介しています。
普段は水量の多い展勝地船着き場も冬の渇水期のせいか底が見えるほど水位が減少しています。
春や夏になると魚がここによく集まってくるんですよ。
一時期はブラックバスを求めてアングラー(ルアー釣り師)達がいましたが、現在はあまり見かけなくなりましたね。
本当はじっくり園内を見ていきたいところでしたが、今日は風が冷たかったためレストハウスへそそくさと退避します。
普段はお土産を販売しており、暖かい時期は結構な観光客がいますが、今は季節外れなためかお客さんは少数……そんな中、併設しているお食事処では『新そば』の文字が……。
そばには目がない私、シードル。
まだ昼前にも関わらず、吸い寄せられるように入っていき迷わず『もりそば』を注文しました。
こちらが注文した『もりそば』
正直な話し、天そばやきのこそばもあり、随分と悩みましたが初見で入った店では必ず味を確かめるためシンプルな『もりそば』を注文することが私のポリシー。
さらに付け加えるなら、温かい『かけそば』を頼みたかったですが……純粋なそばの味を堪能したい&猫舌のため、冷たい『もりそば』……恐らく店員さんは訝しんだに違いないでしょう。
しかし、ポリシーですから仕方がありません。
届いたそばは手打ちのそば……ただ、そばにしては白っぽさがあり、とても綺麗です。
味の方も美味しく、特にコシが強い!
蕎麦湯のほうも極端に白っぽくなく、一言で表すならば『綺麗なお蕎麦』でした。
これで660円。ごちそうさまでした!
展勝地での楽しみがまた一つ増えました。
この他、二子さといもを使った芋の子汁や展勝地もちなどもありオススメです。
そうして腹ごしらえを済ませ、次に訪れたのはこちら。
皆さん、どこか分かるでしょうか?
ヒントは北上市の郷土芸能で有名な場所……
そして、こちらがその郷土芸能のパネル……隅のほうに『鬼剣舞』とありますね。
さぁ、もうお判りでしょう。
正解は『鬼の館』です!
鬼剣舞だけでなく『鬼』に関するあらゆる展示がされている博物館。
実はこちらはまだ訪れたことのない初見の場所……以前から気になっていたんですよ。
以前、花巻温泉に宿泊した際に鬼剣舞を見た際、いよいよもって気になったので訪れてみました。
今回は貴重な『舞草刀』の展示も行っていたので、とても幸運でした。
舞草刀とは平安時代、朝廷と蝦夷の戦をきっかけに一関市の舞草地区で舞草派の刀工達によって作刀された刀剣……日本刀の源流の一つとされ、現代では再現不可の刀『古刀』に属するものです。
刀剣乱舞が好きな方ならもしかしたら分かるかもしれません。(私は刀剣乱舞は分かりません…)
残念ながら、館内の有料エリアについてはプライバシーの関係上撮影しておりませんので、気になる方はぜひ現地でご覧になってください。
鬼剣舞はもちろん、世界各地の様々な鬼について学ぶことができました。
近くには十割そばのお店もあるので、そちらもぜひご賞味ください。
私は次の機会に頂きます(笑)
これから冬になるにつれ、屋外に出るのも躊躇われると思いますが、そういう時は歴史や文化を知り、博物館に訪れてみてはいかがでしょうか?