備忘録

〖備忘録 第54譚〗仕事納めの年の瀬に

 おばんです、シードルです。

 今年最後ももう目前と迫る中、そろそろ終えたいのが『仕事』ですよね。

 一般に役所や公共機関の『仕事納め』は昨日の27日金曜日となっており、色々とてんやわんやに動く人が多く見受けられました。

 民間企業の場合は30日まで仕事をされるのでしょうか?

 現代では24時間365日で働く職場が多くなり、お盆や正月といえども仕事をしているイメージが多く……仕事納めや仕事始めという風潮も薄れているように感じます。

 では、改めてこの仕事納めと仕事始め……一体どの辺りのことを指すのでしょう。

 厳密には正確な日にちというものは存在しません。

 理由としてはその年の月によって曜日が異なるからです。

 基準としては仕事納めはその年の28日頃……仕事始めは新年正月三が日明けの翌日4日からというのが通例です。

 ただし、これにも例外が存在しており、今年のように28日が土曜日もしくは日曜日と重なる場合は最後の金曜日が仕事納めとなったり……逆に来年の4、5日が土曜日、日曜日の場合だとその次の月曜日から仕事始めとなったりさまざまです。

 特に今回はこれらの例外が多く重なり、人によっては9連休も獲得できるチャンスがあります。

 一方で商品を売るお店ではかき入れ時となり、休みはないですが多く物を売ることができるチャンスでもあります。

 利益か休日か……どちらに転がっても美味しい時期ですね。

 一方で医療や福祉といった仕事の場合、その双方がなく……場所によっては感染症の対応で忙しくなる場所も出てくるでしょう。

 私も福祉施設で働いていた時、二年ほどお盆と大晦日、お正月のいずれもコロナやインフルエンザのクラスターが発生し、楽しむ余裕がないほど忙しなく動いていたことがあったので、よく分かります。

 もうその時は「せっかくの盆、正月、クリスマスなのに!」と嘆くよりも「早く終息してくれ!」という気持ちでいっぱいになります。

 下手すると1ヶ月も続き、終わったらまた発生することもあるので気が抜けないんですよ。

 その時は「普段は長い残業やかき入れ時がないから、これくらい仕方ないか……」と自分で納得させます。

 やはりどんな仕事にも良い面、悪い面があるのですから仕方ありませんよね。

 今年は特にコロナ、インフルのダブル感染のほかマイコプラズマ肺炎のトリプル感染もありますので、休みだからといって油断はできません。

 マスクに手洗い、うがいで徹底防御していきましょう。

 仕事もプライベートも体が資本ですからね。

 そして、健康のほかに気を付けるべきこととしては天気です。

 特に日本海側は大雪となる見込み……アイスバーンによる交通事故や急激な気温の変化による体調変化に十分注意していきましょう。

 大晦日まで働く人ももう今年の仕事が終わった人も、まだまだ油断大敵です。

 心身ともに穏やかに整え、新年を迎えましょう。

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