備忘録

〖備忘録 第69譚〗迫りくる体力の衰え。防ぐには?

 おばんです、シードルです。

 この前、買い物がてら運動をと思いまして隣町にあるホームセンターまで歩いて行ったのですが、思っていた以上に心拍が激しくなり、息も上がり体力の衰えをその身で痛感しました。

 いや~、歳をとるのは恐ろしいですね。

 昔は職場の先輩などに「20歳を過ぎれば人間なんてあっという間だよ」なんていわれ、心の中ではそんなバカな……と思っていましたが、気が付けばもう30代なんですから時が経つのは早いものです。

 けれども、そう思うのは我々だけではないようで……実際に多くの方々がそう実感しているそう。

 一体なぜなのか?

 個人的には色々と学んだり、動いたり……忙しなく動く幼少期や少年期のほうが時間があっという間に過ぎるように感じますが、この年齢になって振り返ってもやはり大人になってからの方が時が経つのが早いように感じてしまいます

 体感のほうも徐々に衰えているのか…………。

 一般には人間の体力のピークは20代中頃が最盛期とされ、30を過ぎると徐々に落ちていくそうです。

 けれど、高齢でありながらマラソンや筋トレに励む人を見ていると必ずみんなが皆、衰えていくとは感じにくいですよね?

 事実、私もそう思っていましたがそのような方々は日々の継続による積み重ねで維持しているという方が近いらしく、動ける高齢の方に話しを聞いてみると「いや、昔よりはやっぱり衰えたよ」と語るのがほとんどでした。

 ですが、少しずつなら身体機能も上がっているのは確かなこと。

 ただ、上げていくのは並大抵の努力だけでは難しく、逆に下がるのはあっという間…………高みに上がるのも維持するのも大変なのです。

 そんな油断するとすぐに低下する体力を維持、向上させるためにはやはり『運動』が効果的。

 筋トレのような無酸素運動、ジョギングのような有酸素運動…………これらはよく聞きますが、初心者にとってはなかなかにハードルが高いもの。

 そこで私がオススメするのは『ウォーキング』『体操』『ストレッチ』です。

 ただ歩くだけの『ウォーキング』……手軽にできるため軽視されがちですが、これが意外と奥が深い。

 負荷の高いジョギングに比べ、やりやすく継続しやすいのはもちろんのこと……なんといっても魅力的なのが長時間行えること。

 ジョギングを三日に一度行うよりも、一時間のウォーキングを毎日やるほうが体力としては維持しやすいです。

 なおかつ、ケガのリスクも低いため誰でもすぐに行うことができます。

 そして、もっとも身近で効果的なのは『体操』

 特にラジオ体操というのは実はよく考えられていて、あれをやるだけで全身を効率よく運動させることができるようです。

 特に腰痛や背部痛といった方々はラジオ体操を1日一回行うだけで改善される効果もあるそうですから、非常にオススメです(もちろん無理は禁物です)

 さらに付け加えることとしては『ストレッチ』

 毎朝起きた時と入浴後に行うだけで身体の柔軟性を上げ、ケガの発生率を大幅に減らすことができます。

 特に私の身近な方で坐骨神経痛で悩んでいる人がいましたが、毎日それを実践した結果…………今では全く痛みを感じていないとのこと、ストレッチ恐るべしですね。

 年齢だからと諦めず、できることからやっていく…………それが体力維持、ひいては向上に繋がっていきます。

 ウォーキングは難しく感じる人も1日一回のラジオ体操と起床時、入浴後のストレッチで元気に人生を謳歌していきましょう!

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