こんにちは!
春の便りとなる桜前線がものすごい速度で北上し、かなり戸惑っているシードルです!
例年、北東北では一部の地域(雪の少ない沿岸や温暖な都市部)を除き、桜の開花は4月下旬~5月上旬頃となっています。
GWの時期と重なるため、関東からの観光客にとっては二度花見を楽しめるおいしい時期ですね。
昨年は新型コロナウィルスが蔓延し始めたこともあり、旅行どころか花見も出来ない哀しい状況でありました。
今年はコロナが発生して約1年……依然として落ち着きは見られませんが、規模の縮小や露店の禁止という条件下で花見が出来るようになりました。
それもこれも医療従事者の方々や国、県の対応や尽力によるもの……個々の方々の意識による賜物です。
誠に感謝申し上げます!
今は微力に感じるかもしれませんが、それでもワクチンの開発やマスク、物品の解消など……少しずつ元の状態へと進んでいます。
再びマスクを外し……人と人とが笑い、会える日は必ず来ると私は信じています。
さて、そんな頑張りに感化してか……寒い季節は通常より早く過ぎ去り、桜も「我らも一同も頑張るぞ!」といった勢いで咲き始めました。
私としては楽しみにしていたため早い開花は嬉しいのですが、その反面でまだ準備すら出来ていない状態であったので、非常に大慌てとなりました。
そんな経緯で今回紹介するのは桜の名所として県内でも名高い奥州市の水沢公園となります。
主に桜メインとなりますので、併設している施設に関しては詳しい紹介は割愛させていただきます。
500本の桜が咲き乱れる…桜花絢爛な公園
奥州市、水沢の町の中……その一画に広大な敷地を有する閑静な公園が水沢公園です。
造園は明治11年に放浪の画家でもあり、造園家でもあった蓑虫山人《みのむしさんじん》という人物が造ったといわれており、園内には約500本の桜が咲いて、樹齢300年といわれるヒガンザクラの古木の群生は県の天然記念物に指定されています。
また、桜だけでなく銅像や碑、水沢体育館や駒形神社、高野長英記念館など……多くの施設が併設しているのも特徴です。
通常ですと春の桜まつりでは露店などが立ち並び、その中のお花見食堂ではモツ煮が名物となっていて、秋頃(10月中旬)に行われる奥州水沢グルメ祭りでは直径3.5メートル、重さ5トンの日本一大きなジャンボ鉄鍋で作る芋の子汁が6000人分振る舞われます。
ちなみに、この鍋は南部鉄器で出来ているんですよ!
アクセス
水沢公園は水沢の街中にあります。
普段から人通りや車通りが多いので、地理に不安のある方は電車で行くのがオススメです。
JR水沢駅からは徒歩で約10分、タクシーなどを使えば約3分ほどで到着します。
桜の名所として知られているため、春になると大勢の人達で溢れるうえ、近くには保育園などがありますので車で行く際は十分注意してください。
水沢公園には年中無休、24時間営業の広い有料駐車場があります。
場所は公園内のテニスコート……南側になります。
料金の方は0~12時間、12~24時間でそれぞれ300円となっています。
ただ、12時間毎に300円ではなく、24時間以降は12時間毎に400円となりますので注意してください。
水沢公園探勝レポート
それでは園内の春の様子を早速見ていきましょう!
画像は駐車場入口のすぐ近くにある桜です。
白みがかった淡いピンク色が綺麗ですね~!
この頃はちょうど満開でいい時期に来ることが出来ました。
そして、少し先に進むと……
公園の看板と高野長英記念館があります。
高野長英記念館の紹介は今回は割愛とさせていただきます。
ご了承下さい……(._.)
看板を見ると水沢公園は桜だけでなくつつじの名所でもあったんですね。
知らなかった……。
澄み切った青空に桜、さくら、サクラのオンパレード。
敷地内にある野球場も桜に取り囲まれています。
こちらは公園内にある池になります。
フェンス等はありませんが、そこはかなり浅いです。
少し見にくいですが、池には鯉やカルガモといった生き物の姿が……やはり生き物がいると賑やかですね。
近くには孔雀などがいる飼育小屋もありましたよ!
ただ私の所には来ず、金網が邪魔で上手く撮影出来なかったのでここでは割愛とさせていただきます。
さらにその近くには後藤新平公の銅像が……
このラフな格好はボーイスカウトの時の姿みたいですね。
なんだか、偉い方がこのような出で立ちで現れると我々庶民はとても親近感が湧きます。
例えるなら素性を隠して各地を放浪した水戸黄門みたいな感じですね。
私まだ半世紀も生きてはいないですが、経験上……畑仕事をするような格好で普段いる上役は仕事がデキる人という認識があります。
その例に漏れず、後藤新平公も数々の功績を残していますね。
再びの桜ライブラリーです。
これだけ咲き誇っているともうなんというか……圧巻の一言に尽きます。
正直、天然記念物に指定されているヒガンザクラの古木の群生もなにがなにやら……桜の種類をもう少し勉強してくるべきだったと反省しております。
銅像コレクションパート2になります。
斎藤賽公の銅像……この公園には大臣の銅像が多くありますね。
それだけこの水沢の地は多くの著名人に縁があるということ……いつかまた、この岩手から総理大臣になる人が出てこないかな……。
銅像の隣には陸中一宮として名高い駒形神社があります。
こちらは正面から撮ったものですね。
紹介したいところではありますが、この神社も別の機会にてご紹介させていただきますので、今回は割愛。
因みに神社の隣には保育園が併設されています。
そして、その隣には水沢公園の案内図もあります。
これで公園内にだいたい何があるのか、銅像がいくつあるのか一目瞭然ですね!
というか、後藤新平公の銅像が二つもあるんですね……
案内図から抜粋してこちらが体育文化会館と陸上競技場になります。
遠目から見ただけでも結構広いです。
そして、空も広い!
陸上競技場の画像では小さいですが、残雪に覆われた焼石連峰が良い味出してます。
さぁ、本日2度目のご登場! 後藤新平公です。
こちらは正装バージョン……やはり威厳が違いますね。
やる時はやる、というよりもオン・オフをちゃんと切り替えることが出来る人は仕事もデキるんですよね。
因みに私は……引きずるタイプです。(見習いたい!)
とりあえず、この後藤新平公から野球場をぐるっとひと回りする形で水沢公園、園内散策は終了です。
おわりに
水沢公園さくら特集、いかがでしたでしょうか?
ほとんど、他施設紹介に関して割愛してしまっている部分があり、1/3が後藤新平公の銅像紹介みたいになってはしまいましたが……桜は見応え充分であります。
コロナ禍により少し賑やかさは抑えられていますが、純粋に花を見て楽しむという自然を愛でる部分では原点に還る良い機会だったと思います。
今、世界では環境問題に対する取り組みが積極的に行われています。
日本人はその部分でいえば古来より自然と直に触れて畏れ、敬い、時には神として崇めてきた民族です。
花見を通して地球環境を考えるのもまた一興かもしれませんね。
それでは今回はここまで……最後まで見ていただきありがとうございました!
初めまして。
仕事で蓑虫山人の動画を作っているのですが、水沢公園の写真を探していて、こちらにたどり着きました。
蓑虫が設計したということで、池の写っている写真を使用したいのですが、許可いただけますでしょうか?
また、もしご了承くださった場合、クレジットには何と表紙したらよろしいでしょうか?(HN?サイト名?)
いきなり不躾なお願いですが、よろしくご検討ください。
コメントありがとうございます。
返信が遅くなり、大変申し訳ありません!
写真の件ですが、使って頂いて大丈夫です。
他にも何か使用したいものがあれば、使って頂いて構いません。
クレジットにはどちらでも大丈夫ですが、サイト名が分かりやすくと思いますので、サイト名でお願いします。
どうか、これからもよろしくお願いします。
ありがとうございます、助かります。
クレジットにサイト名ですね。
今後も美しい写真を撮って楽しませてください。
こちらこそ、ありがとうございます。
今後もよろしくお願いします。