おばんです、シードルです。
本日はある資格を取得するに向けて久しぶりに人に教えを乞う、という体験をしました。
担当してくださった方はなかなかに口調が厳しい方で、正直いうと何回かモヤっとしたことはありましたが、言われたことをちゃんと行えば何も言わなかったので、これは私の心の未熟さによるものだな、と考えを改めました。
いやはや、年を取ると(まだ30代ですが……)厳しい指摘に少しばかり反発心が生まれる分、私自身もまだまだ未熟ですね。反省します……。
とはいえ、ならばやはり教えるにあたって厳しくすればいいのか、といったらそれも違うような気がします。
ましてや……言ったことをコロコロと変えたり、理不尽に怒鳴り散らかしたり、その日の気分で態度が変わったり、不機嫌さや人の好みに応じて露骨に態度を変えたりするのはもってのほかです。
身になる、ならないは置いといてやはり誰しも優しく教えてもらいたいですよね?
できれば、お釈迦様のように穏やかかつ諭すように……でも、それはとかく難しい話。
ましてや、お釈迦様なんて先生の中でもプロ中のプロなわけですから、素人の……ましてや現代人である我々にとっては途方もない存在です。
ならば、どうすればいいのか?
私は仕事などで人と接する時は『相棒』に出てくる杉下右京(演:水谷豊氏)を意識しています。
老若男女問わず丁寧に敬語で接する……無論、仕事上なのでプライベートなどでは砕けた口調になりますが。
誰にでも丁寧語で接するというのは楽なんですよね……ボロが出ることも少ないですし。
無論、丁寧で接するが故、距離が出来てしまい親しみづらいという欠点もあります。
昔働いていた職場で上司に……
「年下にも敬語で接すればナメてくるから、やめろ」
と言われましたが、ナメられる原因はその人の人格や態度、仕事振りが主で敬語だからといってナメる人はあまりいないような気がするんですよね。
でも、いないわけではないんですよ。
とはいえ、そのほとんどが公私混同にしがちな人やサークルの活動感覚で仕事をする方々でしたが……(人生経験は少ないですが私の場合はそうでした)
しかし、恐らく元からソリは合わない人だとは思うので特に直す気はありませんでした。
一方で人と仲良くなるのが上手いタイプの人の場合は同じく『相棒』に出てくる亀山薫(演:寺脇康文氏)を意識したほうが上手くいくかもしれません。
特に若い人や人とあまり話すのが得意でない方の場合はこちらのタイプが親しみやすく、すぐに打ち解けられるでしょう。
人と人とを繋ぐのが上手い……されど、厳格な人や年配の方からの視線が厳しいという欠点があります。
どちらにせよ良し悪しがあります。
もし、完璧を目指すならそれこそお釈迦様……それか近くにいる人ならお坊さんを目指したほうが良さそうです。
というより、お坊さんの態度や口調がもしかしたら教える人としての理想像かもしれませんね。