備忘録

〖備忘録 第53譚〗自己研鑽と振り返り

 おばんです、シードルです。

 本日は約1ヶ月の間、極秘に進めていたある資格の取得のため、盛岡市にあるアイーナに訪れました。

アイーナ

 その資格は……『運転免許普通2種』

 2種……と聞いて疑問を浮かべる方もいると思いますので、簡単に説明すると「お客さんからお金を頂いて旅客運送を行う」ために必要な運転免許です。

 通常、高校や大学の在学や卒業時に運転免許を取得する方は多いと思いますが、その免許は『普通1種』……自分個人で乗る場合や家族や友人を乗せることはできますが、お金を頂いて目的地まで乗せる旅客運送はできません。

 つまり営業をするうえで必要なものが『2種免許』というわけです。

 例としていえばタクシーやハイヤー、バスなどですね。

 ただ、この2種免許はただ単に『お金を頂くことができるようになる』という資格ではありません。

 普通1種の免許を所持してある程度の年数が経っていないと受験できなかったり、通常の視力検査のほか、奥行きなどの距離感を正確に読み取る『深視力』も必要になってきます。

 さらに人の命を乗せて営業するわけですから、安全措置や知識、運転技術も1種より高度なものを要求される『上位資格』となっています。

 難易度でいえば……

・学科の試験の合格率は1種が70%くらいに対し、2種は40~50%弱。

応急救護が6時間

・運転時の揺れや振動はなるべく控える

・技能試験に正確な駐車や幅寄せ、転回のほか路上駐車が4回(内1回は路上駐車禁止場所がある引っ掛け)

・技能試験の合格点が1種70点に対し、2種は80点(小さいミス2回分、そのほかのミスは1回するだけでもほぼアウト)

といった具合です。

 きっかけとしては、2種免許を取得することによって「介護タクシーなんかもできるのでは?」と考えたのがはじまりでした。

 一応、昨年にケアマネージャーの資格も取得したのですが、現在は体を壊して現場を離れることになったので様々な形で介護業界にアクセスできないかと考えたルートの内の一つでした。

 また、もう一つの目的としてある『夢』というか『目標』を叶えるための下準備というのもありますが…………それはいずれお話ししましょう。

 ともあれ、久方ぶりに教習所に通い、色々と教えていただき、なんとか卒業検定は合格することができました。

 そして、本日の本免試験に至るわけです。

 必要な書類を提出し、乱視持ちには鬼門とされる深視力(あまりのズレで2回ほど落ちてしまいました……)を辛くも突破し、学科試験へ。

 その結果は……

 合格!

 いや~、久しぶりに嬉しさがこみ上げました!

 本当に神様、仏様、ご先祖様、指導者の方々ありがとうございます!

 もう本当に今年中には取れない、とほぼ諦めていましたので(深視力でメンタルはほぼ折れていました……)嬉しい誤算というか、予想外というか……とにかく嬉しかったですね。

 今回、取得したものについて免許を載せると身元が特定されてしまいますのでアップはできません。申し訳ございません……。

 しかし、自動車学校に通って身に染みて痛感したこととして、やはり知識や運転技術は自身が思っているよりも危なっかしいとつくづく感じました。

 その都度、厳しくも温かい指導をしていただき、今は通う前とは比べ物にならないほど安全運転ができるようになりましたが……慣れた人ほど交通事故が起きるというカラクリが分かったような気がします。

 定期的に運転のプロに同乗してもらい、見定めてもらう……それができればいくらか交通事故も防止できるのでしょうが、人手不足もある現代ではなかなかそうもいかないでしょう。

 正直、免許更新の際に適性検査や座学講習のほか技能講習もあれば定期的かつ強制的に運転を見直すことができるかもしれませんが、それが難しい方もいるというのが現状です。

 さらには昔に比べて制度も少し変わってきていたので、知識をアップデートするという面でも教習所に行って良かったと強く思いました。

 自動車を運転する皆さんもたまには自身の運転を他の人に見ていただき、改善や振り返りを行ってみてはいかがでしょうか?

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