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九州旅の裏話【シードル旅行記】

 ここでは九州の旅で私が感じたこと、思ったことについて記そうと思います。

 本記の方には記載していないディープな部分も多く記しているので、もしかすると一部表現において刺激が強い部分があるかもしれませんが、ご了承ください。

旅を振り返って

交通について

 今回の九州旅のスタートは沖縄からの帰りで鹿児島からとなりました。

鹿児島

 鹿児島へは岩手から行く場合、新幹線の乗り換えで約10時間もあれば到着できます。

 沖縄への船旅と違って片道1日を費やさずに済むので、何かあった際は岩手へ即戻ることができるという部分に関しては安心することができました。

 けれども、宮崎や大分の場合は新幹線が通っておらず、特急列車のみがほとんどダイヤに組み込まれているうえ、本数も少ないというのが少し大変な部分でありました。

 現地の方々は公共交通機関をあまり使わず、ほとんど車利用ということだったので、時間やコスパよく九州各地を巡る場合は車を使ったほうが良いと感じました。

 バイクとかなら小回りも効いており、便利そうですが……やはり天候不良の場合だと厳しいところもあるようなので、車の方が安心なのかな、と思います。

 ただ、阿蘇山周辺を走る場合は気持ちが良いでしょうね。

 反対に福岡、熊本、鹿児島に関しては市電や地下鉄もあり交通機関はかなり発達しているので、車だと慣れない土地で逆に大変になりそうだという印象でした。

 長崎と佐賀に関しては交通機関はどちらもほどほど……車でも列車でも問題はないかと思います。

 個人的には東九州は車、西九州は公共交通機関を利用すると便利ですね。

 ただ、一部山奥にある場所(霧島神宮や高千穂、本福寺等)に関しては車が必須

佐賀

人について

 今回は滞在日数が少ない所もあったので、的を射たことは言えませんが……比較的世間話を多くしたり、話しかけてくれた県の人は鹿児島、大分、佐賀、福岡といった具合でした。

 温暖な気候ゆえか皆さん、朗らかとしていたイメージがあります。

 外国人観光客のオーバーツーリズムが話題となっていますが、鹿児島、熊本、大分、佐賀に関しては現地であまり外国の方を見かけませんでした。

福岡

 逆に宮崎や長崎、福岡などはちらほらと見かけるようになり……特に割合として大きかったのは長崎と福岡でした。

 長崎に関しては中華街やグラバー園といった国際色豊かな場所が多数あり、黄檗宗という中国の方が中心に信仰しているお寺もあってか、中国、アメリカの方が比較的多かったですね。

 福岡はどんたく祭りとも重なってしまったため、何ともいえませんが……九州一の都市であり、太宰府天満宮などメジャーな観光スポットも多く点在するのでもしかしたらこれが平常なのかもしれません。

 個人的には韓国が近い土地ということもあり、もっと多いんじゃないかと思っていましたが、地域ごとにバラつきがあるのは面白いと感じました。

食について

 私は少食なので、普段は総菜で済ませるタイプですが、今回は食べられるものに関してはなるべく現地で食べるようにしていました。

熊本

 その中でも特に美味しいと思ったのが、鹿児島の鶏飯と大分の別府で味わった蒸しものですね。

 少食かつ脂ものが苦手な私にとっては蒸し物や茹でものといったサッパリとした品が多い鹿児島の料理や大分の料理は特に美味しいと感じましたね。

 宮崎のチキン南蛮に関しても甘酸っぱいものやタルタルは若干苦手でしたが、現地のものは美味しかったです。さすがは本場。

 逆に控えたのが長崎ちゃんぽんや博多のモツ鍋等……これは苦手ではないのですが、量が多かったので断念しました。

 明太子に関しても辛いものはダメなので控えることに……。

 トータルで述べると鹿児島と大分は食の相性が良かったですね。

風土について

 温暖な気候なので、寒冷地の東北に比べると比較的過ごしやすかったです。

大分

 今回の旅は転地療養(違う土地に行き体を休める)も兼ねていたので、その効果を十二分に実感しました。

 やはり寒いと体が強張ってどこかしら痛みが出て来るものですが、暖かいと体もほぐれるのか痛みが少なかったですね。

 余談になりますが、岩手に戻ってからしばらく過ごしていましたが、やはり痛みが出てきました。

 ただ、旅立つ前よりは強くないので効果はちゃんとあります。

 体の薬や整体などに行っても痛みがある方は試しに全く違う環境に行っても良いのかもしれません。

 また、猫や鯉、珍しい鳥などとにかく生き物が豊富!

 これも暖かい環境のお陰かもしれません。

宮崎

 鹿児島、宮崎、大分は自然が豊かな反面……福岡や長崎、熊本は人が賑わっており、昼夜問わず活気に満ち溢れていつでもお祭りといった感じでした。

 残る佐賀はというと人も自然もほどほど、といったところでしたが、私個人としては都会過ぎず、自然もあり、福岡や長崎、熊本へのアクセスの容易さを考えると移住してきた人には暮らしやすい土地かな、と思います。

あとがき

 沖縄からの継続の旅となりましたが、どこも魅力溢れた素晴らしい場所ばかりでした。

 個人的には鹿児島の桜島と福岡の大島、長崎のハウステンボスや五島列島、熊本の阿蘇山には行きたいと思ったので、次なる目標はこれらの場所といったところでしょう。

長崎

 佐賀と大分はのんびりしたい時、人生に疲れた時に訪れたいと思いましたね。癒しスポットです。

 遊びと自然と神秘が融合した土地、九州……皆さんもぜひ訪れてみて下さい!

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