おばんです、シードルです。
1/15(木)……この日は岩手県内でも最大と称される『盛岡八幡宮』の『どんど焼き』が行われるので、久しぶりに盛岡の中心地へと赴きました。
やはり行事の日というのは人が多いらしく、平日にも関わらず街は大賑わい。
その雰囲気に便乗して、さっそく盛岡八幡宮へ……といきたいところでしたが、他にも目的があったため、手始めに逆方向にある『櫻山神社』に……。

なぜ、先にこちらの櫻山神社へ来たのか?
それは私の中で恒例となっている『三社参り』をするためです。
三社参りとは、1年の最初に3つの神社をお参りしてその年の無事や幸せを願う風習で、江戸時代の頃に庶民の間で広がりました。
複数の神社にお参りすることで『一年の福を三倍にする』『災いを避ける』『神様に願いがしっかり届く』……などなど色々な意味が込められていますが、いずれも一社よりもより強い効力があると信じられてきました。
地域によっては『氏神(うじがみ)・産土神(うぶすながみ)・崇敬神』の順に回ることで『地域・出身地・信仰対象』の神様のお力を授かるといわれています。
本来は私もこのように回りたいところですが、実をいうと前日に実家の方にあり『志和稲荷神社』の方へ既に初詣は済ませてしまっています。
しかし、盛岡三社参りはまた別!
今は盛岡城にあるのは櫻山神社一社のみとなっていますが、その昔は盛岡八幡宮、そして『榊山稲荷神社』の三社が南部家の鎮守社として祀られていました。
榊山稲荷神社は現在、北山という場所に移っていますが、現在もちゃんとあります。
つまり、この三社を参れば盛岡三社参りの完成。しかも今年は南部駒ゆかりの『午年』ということもあり、ありがたさも倍増!
しっかりとお参りさせていただきました。

こちらは櫻山神社裏手にある『鳥帽子岩』
形が昔の貴族が被る鳥帽子に似ていることからその名がついたそうです。
元々はこの隣に榊山稲荷神社があったそうですが、現在は小さな社のみとなっています。
もちろん、こちらもしっかりとお参り。
最後に一礼して、本命の盛岡八幡宮へ向かいます。

盛岡八幡宮は午前10時からどんど焼きが始まっているためか、よりたくさんの人達が押し寄せていました。
お正月はもう終わったと思っていたのですが、まだまだ神社は忙しいですね。
昨年のお礼と今年の挨拶を含め、端の方でお参り……。

お参りを済ませた後は少し休憩も兼ねて甘酒を購入し、どんど焼きの様子を上から眺めます。
厳かな炎が正月飾りや御守りなどを燃やし、年神様を見送ります。
私、実をいうと昔は甘酒が飲めなかったのですが、巫女さんがいれる神社の甘酒がとても美味しそうに見えたので、頑張って克服したという経緯があります。
いやはや、動機が非常に邪(よこしま)……煩悩の炎は今も内で燃え続けるものですね。
でも、他人に迷惑をかけなきゃ動機なんてなんでも良いんですよ。
ちなみに甘酒は飲めるようになりましたが、普通のお酒は入れ替わるように年々飲めなくなり……ついには下戸になってしまいました。
昔は一晩で瓶ビール、ワイン、焼酎と一本ずつ空けるほどだったんですけどね……。
まぁ、財布と体に優しくなったので神計らいなのかもしれません。

持参したお世話になった御守を納め、火に当たります。
あぁ、暖かい……他の地域ではこの日で焼いた餅を食べると無病息災になると言われていますが、盛岡八幡宮では餅焼きは行っていません。
同じ市内にある石川啄木で有名な『盛岡天満宮』では餅を焼いていたようです。
なので、代わりに露店で売っていたシャーピン(中華餡餅)を食べて神社をあとに……。
残るは一社……ゆっくりと向かいます。
盛岡八幡宮から国道4号線を北上し、岩洞湖へ行く『北山トンネル』の手前にある信号機のある小道を進むと南部家菩提寺『聖寿寺』の隣にひっそりと榊山稲荷神社があります。
私のお気に入りの神社で隠れた名スポット。

立派な池がある庭園の参道を渡り、お参り……これで三社参りは完了です。
さすがに三社も巡ると結構疲れますね。
12月は師走と言いますが、1月も1月で年始の挨拶でバタバタ……日本人とはなかなか落ち着くことができない民族なのかもしれません。
とはいえ、今年もまだ始まったばかり……心機一転、再びより良い一年を過ごしましょう!

