脳卒中を予防する知識と技術の結晶【岩手県(盛岡市)‖いわて健民(醤油&だしつゆ】
全国一位……それはどの都道府県も狙い、憧れる響き。
そのレッテルが貼られた途端……その場所、その物はたとえマイナーなものであっても人々は関わりたいもの。
すなわち、集客において絶大な効果を発揮するワードです。
しかし、そんな全国一位も対となる『ワースト』という単語が付くと一変……人々は瞬く間に遠ざかるどころか忌避する始末。
下手をすれば存亡の危機に直面することになります。
そして、残念ながら岩手は『脳卒中死亡率』のワースト一位であります。
これは由々しき事態……でも、ご安心ください。既に対策は打ってあります。
ということで、今回はそんな脳卒中に対抗する岩手が生んだ秘密兵器をご紹介します。
岩手の力が結集して作られた秘密兵器
岩手に限らず、寒さが厳しい東北地方に住む人々は濃い味付けになりがちな傾向があります。
特に『本州一厳寒の地』である薮川を有する岩手県は一際強い味付けを好む人々が多く……岩手で薄味好きな人でもより味付けの薄い関西風では「味がしない」と評するほど……。
そのため、岩手に昔からある神社では『中風(脳卒中)避け』に御利益のある神社もあります。
今も昔も猛威を奮う脳卒中……果たして、岩手県民は誰もが脳卒中を患ってしまうのか!?
そんな暗雲立ち込める未来を憂いてか……岩手の醤油醸造元をはじめとした有志達が立ち上がり、その力を結集させてある秘密兵器を作り上げました。
それが減塩対策醤油『いわて健民』
これは従来の濃口醤油に比べて塩分を25%カットし、ミネラル「K(カリウム)」が余分な塩分を体外に排出してくれる優れもの。
実際の塩分摂取量が通常のお醤油の約半分になる画期的なものです。
販売元は盛岡市にある大正3年創業の『浅沼醤油店』さん。
企画は岩手の醬油醸造元が集まった『岩手県味噌醤油工業協同組合』、監修は『矢巾町塩彩プロジェクト』、その他に商品の評価、分析、技術指導として『岩手大学』『盛岡大学』『岩手県工業技術センター』『岩手産業振興センター』など、様々な団体が関わっています。
まさに岩手の知と力と技術の結晶です。
レポート
見た目
それではさっそく見ていきましょう!
今回は醬油のほか、だしつゆもあったので購入してみました。

まず最初は通常の醤油の方から……

「県民みんなで脱、脳卒中宣言!!」と高らかに宣誓していますね。
端にいるのは岩手のマスコットキャラクター『わんこきょうだい』の『そばっち』
手には昆布を持っています。
あちこちに描かれていることから見ると昆布ダシをベースにした醤油ということでしょうか?
ボトルの形は今流行りの生しょうゆ同様、押すと出てくるタイプですね。

続いては裏面の成分表……ふむ、昆布のほかにはわかめも使われていますね。
カリウムによる塩分の体外排出が売りということは、この海藻類由来なのかもしれません。

続いてはだしつゆの方を見てみます。
こちらは「県民みんなで健康宣言」と若干違っています。
わんこきょうだいは醤油同様にそばっち……だしつゆですから、そばっちはこちらがメインですかね?
ボトルは掛けるだけタイプ……醤油と違って微調整はできない点が注意です。

裏面の成分表もほぼ同じ。
これは素材を気にする方には嬉しいかもしれないですね。
同じメーカーでもたまに醤油とつゆで違うことがありますから……。
匂い
今度は出してみて匂いを嗅いでみます。

減塩というだけあってか、醤油特有の匂いはそれほど強くないように感じました。
同時に昆布やわかめといった海藻の匂いも無し……。
これが果たして吉と出るか、凶と出るか……。

今度はだしつゆを見てみます。
中の見た目はほぼ変わりなし。
匂いも同様に変わりなし。
これは混ざったとしても分からないですね。
味
今回は調味料ということもあって、それぞれに合いそうな食材をチョイスし実食してみました。
醤油は『岩泉りゅうちゃんしいたけ』に……
だしつゆは『土川そば』に……
味については他記事でも触れていますが、醤油の方では確かに塩味というのはあまり感じられませんでしたね。
昆布やわかめの味はしない……かな?
良い意味でも悪い意味でも醤油らしくないというか……しょっぱさが通常の醤油より抑えられている分、素材の味がより感じられました。
例えるならちょっと味の強いダシという感じでしょうか。
だしつゆの方も同様、塩味というかしょっぱさは抑えられていますが、こちらはつゆなので甘味が少し出ているような気がしました。
だしつゆはそばで使いましたが、私にとってはいい塩梅……ただ、甘いつゆが苦手という人は少し醤油を加えても良いかもしれません。
あっ、もちろん『健民』の醤油ですよ。
用途&感想
塩味が控え気味なので、醤油を直接掛ける卵かけごはんや刺身などが使うには丁度いいでしょう。
料理で使う場合も醤油をメインに使う煮物や照り焼きが良いでしょうね。
ただし、醤油の塩味を生かす料理には少し不向きかもしれません。
だしつゆに関しては甘めなので、好みが分かれるところ……そばつゆで使った後は蕎麦湯などで割って飲むと丁度いいかもしれません。
逆にこちらもつゆをメインに大量に使う場合は思ったよりも味が浸透しないように感じるかもしれません。……減塩なので当然ですが。
いずれにしても脳卒中が気になる健康志向の方にはオススメできる一品です。
商品アフィリ
今回ご紹介した『いわて健民』は岩手県内の各スーパー、所によっては産直や道の駅でも販売されております。
また、各種通販サイトでも販売されているので、気になる方は購入してみてください。
また、今回は紹介できなかったのですが、どうやら『ポン酢』も販売されているようです。
こちらも実際に味わってみたいものですね。
おわりに
現代病とも呼ばれる『生活習慣病』ですが、その脅威は今も昔も変わらないもの……。
なるかならないかは日々の生活における意思の在り方で決まると言っても過言ではないでしょう。
岩手の有志達の力の結晶を手に皆さんも脳卒中対策をしてみませんか?





