蕎麦というとスーパーに行けば『3食そば』を始め、色々な蕎麦が様々な値段で売られていますが、そのほとんどが二八蕎麦をはじめとした、小麦粉をツナギとして使用している蕎麦です。

 無論、そちらも美味しいですが、蕎麦に並々ならぬこだわりを持つ『蕎麦通』としてはやはり普段でも、本格的な蕎麦を楽しみたいというのが心情だと思います。

 こだわり抜く人は自身で蕎麦を打ったりしますが、なにぶん毎回そんな作業をするのも面倒というもの……本音ではもっと手軽に楽しみたい。

 今回はそんな方々に嬉しい蕎麦をご紹介します。

お腹も気持ちもいっぱいになる名物蕎麦

 岩手で蕎麦というと誰しも連想するのが『わんこそば』だと思いますが、お土産やご贈答用として使われる蕎麦として『土川蕎麦』というものがあります。

 こちらの蕎麦は八幡平市にある有限会社『土川製麵』さんが出している蕎麦で岩手県産そばの実を丸挽き製紛した『玄そば』を余すことなく使用した純国産の干し蕎麦となっています。

 この製粉方法も塩以外の添加物を一切加えず、昔ながらの製造方法で作られていますので風味や喉越しも一級品!

 また、麵類天敵の時間が経つとのびるという弱点も克服している蕎麦となっています。

レポート

見た目

 それではさっそく見ていきましょう!

 土川蕎麦の見た目はこんな感じ……

土川蕎麦1

 乾麵ですが袋は紙袋を使用。

 デザインは岩手らしい素朴な田舎の雰囲気が出ています。

土川蕎麦2

 裏面は成分表と作り方、用途などが記載されています。

 では、この作り方に従って作っていきましょう。

 まずは鍋にいっぱいのお湯を沸かします。

 そして、袋から麺を出してみることに……

土川蕎麦3

 見た目は蕎麦らしい茶色い見た目。

 ここまでは特段に黒っぽいとかはなく、普通の蕎麦と色合いはほとんど変わらない感じですね。

 そんな麺をお湯へ投入し、しばらく茹でます。

 茹で時間も記載はされていますが、私的には少し固めだったので、長めに茹でることに……

土川蕎麦4

 そうして、茹で上がった蕎麦を皿に盛り付け、完成。

 ここまででも通常の二八蕎麦同様、色見はあまり変わらない様子でした。

匂い

 茹で上がった蕎麦からは蕎麦の香ばしい匂いもちゃんとしています。

 やはり乾麵だからでしょうか? それとも塩だけ使い、他の添加物を使っていない故か……?

 市販で安く販売されている茹で蕎麦とは違い、香りがあるのは感動ですね。

味

 それではさっそく実食!

 今回はざる蕎麦(皿に盛りつけているけど……)で頂くことに……。

 まずは何もつけない状態から

土川蕎麦5

 麺は少し太めで規定されていた時間よりも眺めに茹でたのですが、固さがあります。

 この茹でても茹でても固さがあるのが、麺がのびない秘密なのでしょう。

 太麺でかつ蕎麦粉の割合が多い蕎麦はボサボサしたり、よく切れたりするのですがこの蕎麦はそんなことなくしっかりとしています。

 そして、口に含むと蕎麦の風味が口内に広がり、鼻腔を突き抜けます。

 これは確かに旨い蕎麦!

 料理が苦手な私でさえこのクオリティですから扱いやすさも満点ですね。

土川蕎麦6

 次はつゆに付けて頂きます。

 つゆは少し甘めですが、蕎麦の強い風味と合わさり、丁度いい塩梅に……。

 こりゃあ、つゆもこだわれば至高の一品ですね。

 大晦日の年越しにでも食べたい。

用途&感想

 私はざる蕎麦で頂きましたが、少し固めの麺の特性を考えると相性が良いのはやはり『かけそば』でしょう。

 特に暖かさも維持できる『あんかけ』にすれば伸びづらい麺の特徴と相まって、冷めない伸びない蕎麦となるでしょう。

 寒い季節の秋か冬に頂くのが良いですね。

 一方で固めの麺なので、消化にはやや時間がかかりそうです。

 しかし、それだけ腹持ちも良いということでしょう。

 国内産なため健康志向の方にもオススメできます。

商品アフィリ

『土川蕎麦』は岩手県内の各所スーパーや道の駅、産直などにも販売されています。

 また、県外在住の方は通信販売でも購入することができます。

 値段も手ごろで乾麺なため保存にも適してるので、ご家庭に常備し美味しい蕎麦を楽しむことができますよ。

おわりに

 岩手にはわんこそば、冷麺、じゃじゃ麺といった『三大麺』があり、麺に必要な小麦、蕎麦、水が豊富で美味しいといった特徴があります。

 お盆や大晦日、お正月……季節ごとのイベントなどに食され、または贈ったりと多様に使われています。

 もし、贈り物に迷った時……岩手のものを食べたい時は土川蕎麦を食べてみるのはいかがでしょうか?

 岩手の土地が育んだ美味しい蕎麦……ぜひともご賞味ください!