備忘録

〖備忘録 第61譚〗仕事をする意義

 おばんです、シードルです。

 1/4は例年では『仕事始め』とされていますが、2025年は土曜日ということもあり、1/6月曜日からという場所もあるかもしれません。

 なかには「もう始めているよ」という方もいれば「年末年始は仕事三昧」という方もいるかもしれません。

 そういった方々は……お疲れ様です。皆さんのお陰で社会は回っています。

 とはいえ、週明けの月曜日や連休後の仕事ほど憂鬱なことはないですよね。

 昨今に至っては103万の壁だの、年金、税金の問題だの山積みで……年明けくらいは心穏やかに過ごそうと決めつつも、結局はすぐ戻ってしまいます。

 若い人達の間では給料の高さよりも休みをきっちり取れるかどうか……というのが仕事を選ぶうえでの焦点になっているようです。

 まぁ、給料はなかなか上がらないし、上がったとしても年金や保険で持っていかれるので結局トントンどころか以前と変わらない……なんてことがありますから、仕方ないかもしれません。

「出世欲がない」「野心がない」……と年配者にいわれることもありますが、そりゃ出世したところで責任ばかり重くなって良いところがなければ誰だってやりたくないものです。

 せめて仕事自体が好きなことであればお金や休みなんか気にせずに働けるのですが……そういう人もごくまれというのが現状。

 とはいえ、『好きなことを仕事にする』は難しくても『仕事を好きになる』というのは存外ハードルが低いものです。

 なんせ本人が楽しければ、それでクリアですからね。

 本人はもちろん職場の人間もハッピー。

 逆に好きなことを仕事にすると……やや危険が孕んでしまいます。

 職場の人間や環境によっては好きなことが嫌いになってしまったり、トラウマになって社会復帰が難しくなることがザラですから……無論、好きなことを仕事としている人も中にはいますがそんな人は一握り……多くの人は『好きだったものが嫌いになってしまった』パターンが多いです。

 これに関しては能力や知識が足りない云々というよりも『責任が生まれてしまった』ことによるプレッシャーが関係しています。

 自分個人の趣味の範囲なら誰にも迷惑をかけずに楽しめますが、仕事となると責任が伴い、利益の追求や他の人との関係性などを気にして思うようにできず、それがストレスで嫌になってしまう……そんな顛末です。

 仕事を楽しんでいる人というのは自分一人で行う敏腕系というより色々な人に頼むことができる依頼上手の人が大半な気がします。

 それによって各々役割が与えられ、負担も少なく、円滑に回るだけでなく責任も分担しストレスがかからない……良い職場といえるでしょう。

 しかし、なぜだか日本では『即戦力』『スキルの多さ』『和』を重視しているように見えて一人への過度な負担や上司への媚び、コミュニケーションという名のおしゃべりで仕事を評価するところが大半で、それにより本当に有能な人材を潰して、経験年数という名の古株を優遇するシステムが作られています。

 会社に古くからいるから、色々なことを知っている……という捉え方をしている方々がいますが、オンラインの導入や最新システムのバージョンアップによりそれも通用しなくなり、それどころか一本独鈷でやってきたゆえに視野が狭く、頭が固いという悪癖が目立っています。

 仕事も時代に合わせて自己を変えていかなければならないこれから……保身のために他を食いつぶし、寄生しているようではいずれ淘汰されていくのかもしれません。

 さて、今回は前振りがかなり長くなってしまいましたが私は本日、初詣に行ってきました。

神社

 新年になっても相変わらず紫波町にある志和稲荷神社へ参拝。

 三が日は人が多いため、私はお正月が明けてから参拝するタイプ……色々と意見はあると思いますが、なんせ月に何度も神社に足を運んでいますから、正月だろうがなんだろうがルーティンと化していてあんまり特別感がないんですよ。

 強いていうならば「人が多いなぁ」くらいのもの。

 賑わっているのはいいことですが、人混みが苦手な方なのでそういう意味でも初詣はタイミングを選んでいます。

 盛岡は市街ゆえか駐車場も境内もいっぱいで落ち着いて参拝できないので、早ければ松の内……または以降に参拝するようにしています。

 とりあえず、挨拶と健康祈願……これに尽きますね。

 心身ともに健康で良い職場で働く……そうなるよう願うだけでなく精進していくことも大事ですね。

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