雑記ネタ

失敗だらけの簡単DIY!【車アクセサリー‖動物よけ警笛】

 暑さ寒さも彼岸まで…………長い冬が終わりを迎え、雪も解け始めようやく活動的になれる季節『春』が訪れてきました。

 これで今まで以上に活動範囲が広がり、行楽シーズンが楽しみになってきますね!

 しかし、活動的になるのはなにも我々人間だけに限りません。

 近年から人里に下り始めている熊もそうですが、シカやタヌキ、ネコなどの動物たちも冬眠から目覚め活動的になってきます。

 特に岩手においてはシカとの追突事故や急に飛び出して来るタヌキやネコといった小動物の轢殺など……自分たちや動物たちにとっても悲惨な結末を迎える件数が後を絶ちません。

 さらには飛び出して来た動物を避けようとして事故に遭われたのではもう目も当てられないでしょう。

 なんとか防ぐ手立てはできないものか……人間ならば安全運転でどうにかなりますが、動物ともなるとそうはいかないですよね?

 でも、実はあるんです。

 簡単な作業だけで動物との事故を防ぐことができる方法が……今回はそんな商品と取り付け作業についてご紹介します。

材料

 まず材料はたった一つ……これだけです。

 これは『動物よけ警笛』と呼ばれるもので、車の前方に取り付けることで走行時の風圧を取り込み、2種類の異なる20kHzの超音波を発生させるものです。

 その超音波により飛び出そうとする動物を怯えさせることなく立ち止まらせ、車との衝突・接触事故を防止することができます。

 元はオーストリアで開発されたそうですが、シカの多い北海道の十勝でも実証済みとのことでその効果は確かなもの。

 時速50㎞で前方400mにまで超音波は広がり、動物には聞こえますが人間にはほとんど影響がないので、まさに双方WinWinということです。(当然、超音波を聞いた動物にも害はありません)

 実際、私もこれを取り付けてから、走行中にはるか前方でネコが逃げていくのを何度か見ているので、間違いないです。

製作過程

 それではさっそく取り付けていきましょう。

 取り付け場所はもっとも風を受けることができる前方が良い、とのことでナンバープレート付近にあるグリルのほうへ設置します。

 設置する場所の高さとしては地上から20~85㎝以内……これは動物の大きさに関係し、20~60㎝は小動物、60~85㎝は大型動物の大きさの範囲ということです。

 私はだいたい30~40㎝ほどの高さに固定……あんまり高すぎるとタヌキやネコに分かってもらえないですからね。 

 積雪があれば意味ないですし……。

ベースマウント

 両面テープの付いた台座『ベースマウント』を設置。

 2個あるので左右の端に装着します。

 少しでも傾くとうまく風圧を取り込めないため、なるべく真っ直ぐになるように取り付けます。

 向きとしては二本の溝がある部分が前です。

警笛

 続いては警笛を取り付けます。

 鍵のような黒いものは台座から警笛を取り外す際に使用するものなので、後ほど実践してみましょう。

警笛

 はめ方はとっても簡単。

 文字の書いてあるほうを前方にし、二本の溝に合わせるようにスライドさせたら、あとは「カチッ」となるまで奥へ差し込めばOKです。

反対側

 反対側も無事装着。

 これで作業は終わりです。

取り付け部位

 私はこのように左右端にがっつり寄せて取り付けました。

 これで動物による事故が無くなるなら安いものですね。

外し方1

 続いては警笛を台座から外す場合です。

 状況としては洗車機や何かの検査をする時でしょう。

 やり方としては先ほどの鍵のようなものの先端を二本ある溝のどちらかに差し込みます。

外し方2

 差し込んだら、奥まで入れ込みます。

 すると僅かに警笛が浮き上がります。

外し方3

 奥まで差し込んだ状態で力を加え、警笛を前方にずらすと台座から外すことができます。

 取り付けるだけでなく外すのもとっても楽です。

反省点

 簡単な作業なので正直、失敗はしなかったのですが、後日談としてこのようなことがありました。

警笛を外さずに洗車機に入れてしまった

 はい、やらかしてしまいました。

「絶対やるだろう」そう思った人もいたでしょう。

 やっぱりどうしても忘れてしまうんですよね……しかも二回ほどやりました。

 いずれも自動洗車機に突っ込んだ後に「しまった!」と思いましたが、終わった後に確認するとしっかりと付いていました。

 この両面テープ強すぎる……。

 とはいえ、公式でも外すよう提示されているので洗車機に入れる際はご注意ください。

おわりに

 自然は人間だけのものではなく、動物を含めたみんなのものです。

 少しの努力、少しの手ごろで命が守られ、全員がハッピーになるならこれに越したことはないでしょう。

 動物が多いから通らない……急に出てきたのだからしょうがない……ではなく、一人一人ができることからやっていきましょう。

 やっても意味がない、よりやっておいて損はないを実施していくことが大切です。

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