夏の花と聞くと皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?
朝顔、夕顔、シャクナゲ……色々な花が思い浮かぶと思いますが、多くの題材として取り上げられるのは『ひまわり』ではないでしょうか?
岩手にも多くのひまわり畑があり、特に矢巾町にある『煙山ひまわりパーク』はその代名詞といえるほど名前が挙がります。
しかし、同町にもう一つひまわり畑があることを皆さんはご存知でしょうか?
今回はそんなもう一つのひまわり畑をご紹介しようと思います。
新しく出来たひまわりの名所
もう一つの広大なひまわり畑
当ブログでは矢巾町の『煙山ひまわりパーク』についてご紹介したことがありますが、同町……しかもほど近い所にもう一つのひまわり畑があります。
そこは矢巾町西部にある和味(わみ)地区にある『和味フラワーパーク』です。
ここは休耕田を活用して矢巾町が整備し、令和3年にオープンした出来立てほやほやの新スポットとなっています。
約1ヘクタールの土地に20万本のひまわりが咲き誇る光景はまさに圧巻で、見頃となる夏には多くの人々が訪れています。
地区は違えど『煙山ひまわりパーク』とは約2、3キロほどの距離なのでひまわりの花見はしごもすることができます。
『煙山ひまわりパーク』についてはこちら▼の記事に紹介しています。
アクセス
『和味フラワーパーク』への主な交通手段は車かタクシーのいずれかとなっています。
盛岡和賀線(県道13号線)を盛岡方面からは南、花巻方面からは北へと向かい、『渋田商店』さんの交差点を西(山側)に向かってまっすぐ進むと到着することができます。
交差点には看板も設置されているため、迷うことは少ないと思います。
駐車場はあり、無料で利用することができますが、駐車線はなく駐車場への道も一台分とやや狭い状態なので、トラブルや雨天後のぬかるみには注意が必要です。
なお、近くには国民保養センターである『矢巾温泉 南昌の湯』をはじめ『幣掛の滝』『南昌山』町営キャンプ場、アスレチックパークなどがあり楽しむことができます。
幣掛の滝についてはこちら▼の記事でも紹介しています。
探勝レポート
それではさっそく探勝レポートといきましょう!
今回は人が多かったため、駐車場から降りて入り口からのスタートです。
こちらが『和味フラワーパーク』の入り口です。
シンプルな看板嫌いじゃないです。
そして、スタート段階から背を向けるひまわり達……その背は高い!
近くに行ってよく見るとみんな綺麗に咲いています。
訪れた前の日は大雨や台風なんかがあり、倒れていないか心配でしたが山が近くにあったおかげが強風の被害は最小限に抑えられたようです。
びっしりと密集しており、ひまわり畑の中を駆けまわるといったことはできそうにありません(笑)
とても立派な花々……青空も相まって夏の良き光景ですね。
駐車場は多くの人と車がいたので、プライバシー保護のため敢えて遠くから撮影しております。
道といっても少し広い畦道のような感じで近くには側溝もあるので、来訪する際は脱輪などのトラブルにご注意ください。
ひまわり畑を眺めながら進むと裏手に見晴らし台がありました。
緩やかなスロープとなっており、車椅子の方でも利用しやすい優しい設計です。
それでは見晴らし台へ行って見ましょう!
果たして、どんな光景が待っているのか……
見晴らし台を上がると眼下には一面眩しいほどの黄色い花畑が広がっていました!
さすがは20万本……凄まじい数です。
夏山と青空とひまわり……これ以上の夏の光景があるでしょうか?
これは素晴らしい眺めです。
見晴らし台はこれ一つですが、台から降りても立派なひまわりを楽しむことができます。
しかも敷地もそれほど広大という程ではないので、すぐに回ることができ、疲れもあまり感じませんでした。
夏バテの状態でも無理なく楽しめることができる……とても良いひまわり畑です。
おわりに
老若男女問わず、疲労も感じることなく楽しめるひまわり畑だったと感じました。
迷路やフォトスポットが設営されている『煙山ひまわりパーク』と一緒に楽しめば、忘れられない夏の思い出となるでしょう。
こちらのひまわり畑の見頃は8月中旬……お盆頃とのことで帰省された方は行ってみることをオススメします。
酷暑が続くこの頃ですが、皆さんもひまわりを眺めて癒されながら夏を乗り切る元気をもらってみてはいかがでしょうか?