雪の降らない時期限定の夕市【盛岡市‖材木町よ市】
日本の……とりわけ、西の地域における都市部においては夕暮れから夜にかけて露店や屋台が街中に連なり、仕事帰りの会社員や学生たちが楽しんでいる光景をよくテレビで目にします。
東側の地域でも主要都市部においてはそのような光景をときおり目にしますが、多くは駅地下や地下街といった所謂ディープと呼ばれるような場所が多いと思われます。
これは雪の多い地域ゆえによるものでしょうか?
そのため、福岡の博多にある屋台などには一種の憧れのようなものを抱いてしまうんですよね。
しかし、屋台まではいかずとも岩手にも毎週土曜日……雪の降らない時期に開催される賑やか場所があります。
今回はそんな誰もが楽しめる『市』についてご紹介します。
材木町よ市とは?
概要
盛岡駅のほど近くにある『材木町』
岩手を代表する名士『宮沢賢治』にゆかりある『光原社』をはじめとし、様々なお店が並ぶ商店街は雪の降らない春~秋にかけて毎週土曜日の夕方になると歩行者天国となり、様々な露店が並ぶ市が開かれます。
地元ならでは食や産物だけでなく、くじ引きや射的といったゲームも関連のお店も出店するため、市とはいえ雰囲気はお祭りそのもの!
盛岡駅近くにあることもあり、地元の人々だけでなくたまたま訪れた観光客も楽しむことができます。

歴史
そんな『よ市』の歴史は昭和49年9月から商店街の青年部が材木町の活性化を目指す目的で開催されました。
現在の春開催になったのはその翌からです。
ちなみによ市の『よ』というのは夜に開催されるから……というわけではなく
「(萬)色々と多種にわたる」
「(余)余るほど豊富」
「(良)良い品物を」
「(与)お客様に提供する」
「(喜)満足していただく」
といった『よ』の字に当てられているのが由来だそう。
始めの頃は一般的な市のように野菜、果物、山菜、餅や団子、豆腐や花といった食材や材料を扱っていたそうですが、次第に地ビール、ワイン、珈琲といった若者向けのものまで入るようになり、現在のスタイルへと変化。
そんなよ市は令和5年に50年周年を迎え、ますます盛り上がりを見せています。

時期
開催時期は4月〜11月の毎週土曜日。
時間帯は15時10分〜18時30分の夕方となります。
雪の降らない時期の土曜日の夕方と覚えておくと分かりやすいでしょう。
アクセス
よ市は材木町で開催されており、開催時間帯の前後になると材木町商店街は歩行者天国の交通規制が掛かります。
ここでは徒歩での向かう際の交通ルートと車で来た際の主要駐車場をご紹介します。
交通ルート
よ市が開催される通りは北上川沿いのすぐ隣……『旭橋』から『夕顔瀬橋』の間です。
材木町へ行く際のルートとしては県庁側と盛岡駅側の2通りが存在します。
県庁側については各所に材木町への案内板があるので、その通りに進むと到着することができます。
もし、迷った際はナビや観光パンフレットなどで『光原社』を目指すと一番手っ取り早いでしょう。
電車やバスといった公共交通機関で来た際は盛岡駅で下車し、隣接する『フェザン』から『ホテルメトロポリタン盛岡 ニューウイング』へ方面に向かうと地下通路へ入ることができます。
地下通路へ入るといくつもの枝分かれした地点がありますが、いずれも『材木町』の看板の方向に向かって歩けば『旭橋』へ出ることができます。
主要駐車場
よ市専用の臨時駐車場は周囲にはありません。
また、材木町周辺は平時なら付近に立体駐車場(近勘駐車場)がありますが、よ市開催時はほぼ埋まっているうえ、夕方ゆえの交通量も多いため、運転によほど慣れている方以外は少し遠いですが、盛岡駅西口にある『アイーナ』前の大型駐車場がオススメです。
ここは駅や周辺施設利用者のため、料金も盛岡市街地中心部の中では比較的リーズナブルで駐車場もとても広いため、混雑することはほとんどありません。
地図で見ると材木町よりだいぶ遠く見えますが、盛岡駅構内でフェザンが繋がっているため、駐車場から直接盛岡駅へ入り、そのままフェザン、少し歩いてホテルメトロポリタンから地下通路へ行くことができるので、実際の所要時間としては約10~15分ほど。
ここ以外にも小規模な駐車場やイオンタウンなどがありますが、盛岡周辺は道路が複雑かつ入るか出るかで苦労するので、少し離れていてても安全に出入りすることができる大型駐車場がオススメです。
おわりに
盛岡特有の夕の市は地域活性化の内の一つ。
地元の人々と触れ合い、産物を味わうには絶好の機会といえるでしょう。
また、よ市開催期間中は道路に露店が並びますが、周囲のお店も通常通り営業しています。
光原社をはじめ、骨董品店やお菓子屋さんもあるので、一緒に見て回るとより一層楽しむことができるでしょう。
一度行くとまた行きたくなる街、盛岡……ぜひとも訪れてみてください!





